ヤマギク醤油のこだわり「天然醸造醤油」
「ヤマギク」は「天然醸造醤油」にこだわり、福井県産丸大豆100%を使った、安心で贅沢なもろみで創業当時からの製法を守り、決してもろみに、熱を加えたり冷却したりせず、天然醸造仕込でゆっくり熟成を待ちます。蔵の中に棲む“蔵つき酵母”が熟成を促し、ヤマギクの深い味わいとして「天然醸造醤油」が完成します。
毎年の夏の暑さも冬の寒さも、四季折々の湿度も、すべての要素がもろみの仕上がりに大きく関わります。
蔵の中で耳を澄ますと、もろみの「ぷくっぷくっ」という息遣いも聞こえます。人はほんの少し手助けをするだけ。福井の気候と相談しながら、福井の自然の中で育てるのです。
「天然醸造醤油」ができるまで
無加温・無加湿・無添加が「天然醸造」
「天然醸造」とは、加湿や加温を行わず、また発酵を促進する添加物などを使わない製造方法のこと。福井の気候風土に合わせ、自然にまかせるため、仕込みから製品ができるまで手間がかかります。撹拌することで熟成を促したり、絞りの時期を見極めたりと、職人による技や勘が必要となります。
圧搾して絞り出します
約1年間(商品によっては2年間)熟成させながらもろみを(濾布)で包み重ね、上から圧をかけて絞ります。圧搾して出てきた液体が「生揚(きあげ)醤油」となります。
加熱し色・香り・味を整える
前工程の圧搾でできた「生揚(きあげ)醤油」を加熱し、甘み・旨味・塩味・こくなどを調整します。「あまくち」や「うすくち」などはこの工程で決まります。
製品検査充填
製品検査を行います。検査で合格した後にビン(容器)に充填し出荷します。
天然醸造醤油と商品のご案内
基本は本醸造製法にこだわって商品を開発していますが、常に時代の変化でのお客様の要望に合わせ新たな商品開発に取り組んでいます。